






木村直人さんブログより
こないだ。
タレントの「秋元才加さん」が髪やりに来てくれました。
こちらは詳しいバージョンなので細かめに書きたいと思います。
まずは最初の状態です。
前回は「Ra-5G (ルベルマテリアGインテグラル)を6%で用いカラーしています」
基本的に「暗めのカラー」は6%を使います。
褪色を促進し、次のカラーをやりやすくするためのものです。
安易に低濃度のオキシは選択しません。
自殺行為です。
基本的にちゃんと「どのくらいの期間で褪色するか?どのくらいの期間暗い明るさでいたいか?」
などを分析し、判断します。
やはり秋元さんもすぐ「明るくしたくなった」んだそうです。
予想通りですね。
大半の方がそう思うそうなのでこういったコントロールを。
んで今回は…
「明るすぎないけども何となく明るく外人風味な色」
という事だったので……
迷いなく単色でこちらを投下しております。
「c-10BA 6%」(デミ アソートアリア)
こちらを…
でーん。とスピーディに。
色の出やすさや出にくさというものは当然ですが千差万別です。
「いける!」
と判断したら迷いなく強烈な彩度をもつカラー剤でも投下していきましょう。
よく言われるのが…
「そんな彩度の高いものをよく混ぜないで使いますね。怖いです」
とよく言われますが大体答えるのが…
「やってみましたか?」
ということ。
やってもいないのに言うのはよくありません。
やはり何事もやってみて判断しましょう。
「絶対領域」というものがあり、そこを見定めた時にまた格別の輝きというものが出せるのでありましょう。
とにかく判断とテクニックが大事です。
「カラー剤は基本混ぜるのは好きではありません」
むしろ混ぜて本来のスペックを引き出しきれないのが1番中途半端だと思っています。
カラー剤の特性を常に考えながらやっていきましょう。
ということで仕上がりです。
絶妙なレベルのブルーアッシュです。
何故こう仕上がるか?
「7分しか放置してない」
からです。
作用させすぎず、残った残留アルカリを生かし、一週間後にベスト状態を狙う魂胆ですね。
様々な考え方があり、こういった手法も普段のサロンワークから産み出されるもの。
常日頃から工夫していきたいものです。
また思い立ったらこんな話も。
それでは。