映画:マンゴーと赤い車椅子 大隅半島舞台にロケ 榎木さんら県出身俳優も出演−−来年秋全国公開予定 /鹿児島
毎日新聞 2013年12月21日 地方版
不慮の事故で、一度は生きる希望を失った女性が再び立ち直っていく姿を描いた映画「マンゴーと赤い車椅子」(仲倉重郎監督)の大隅半島でのロケーションが、鹿屋市の病院であった。大隅ロケは22日までで、2014年秋に全国公開されるという。
物語は、主人公が大隅半島出身という設定で、元AKB48の秋元才加さんが演じる。この日は三田佳子さん(祖母役)、伊佐市出身の榎木孝明さん(父役)、南大隅町出身の愛華みれさん(母役)が出演、病院で見舞いを終えて帰る父親らを赤い車椅子で見送るシーンなどを収録した。
撮影終了後、秋元さんは「鹿児島の皆さんは笑顔がすてきで、優しい。車椅子生活で気付いた障害者と健常者との共生など、いろいろなメッセージを伝えられたら」と映画に込める思いを語った。(毎日新聞社より)