2005年の放送開始以来、TVシリーズに劇場版、スピンオフとシリーズを重ねてきた「牙狼＜GARO＞」の新章としてこの春放送開始となる「牙狼＜GARO＞ -魔戒ノ花-」の製作発表が1月30日開催され、主演の中山麻聖をはじめ、水石亜飛夢、石橋菜津美、雨宮慶太監督が舞台挨拶に登壇した。
初期シリーズの主人公・冴島鋼牙と同じ、冴島家の直系の血を引く魔戒法師・冴島雷牙を主人公にした本作。かつて、その強大な力を怖れられて石板に封印されていたが、何者かによって解き放たれたホラーと魔戒騎士たちの戦いが展開する。
俳優・三田村邦彦と女優の中山麻里の三男である中山は、本作が連続ドラマ初主演。見事に新シリーズの主役を射止めたが、この日は「ガッチガチです！」と緊張気味。出演が決まった当初は「嬉しいの一言だった」というが「その後でとてつもない不安に襲われた」という。「アクションもドラマも初めてで、自分に出来るのか？ とも思いましたが雨宮監督に選んでいただいたので『やるしかない！』と自分の背中を押しました」と笑顔をのぞかせていた。
石橋は元老院から雷牙の元に遣わされる少女を演じているが「謎が多いので話を重ねるごとに何者なのか分かってくると思います！」と思わせぶりに語る。水石は3人の中で最年少で、撮影時は高校生。「何から何まで分からず、アクションも役作りも苦労しました」と初々しい表情をのぞかせつつ「緊迫した感じはありましたが、力を合わせて、つらい状況にいたからこそいい作品に仕上がっていると思います」と手応えを明かした。
この若いメンツを率いた雨宮監督は「僕の作品は役者でほぼ決まるけど、一から作り上げていくのは楽しかった。1話完結で面白さを追求していますが、3人にこちらが教えられることもありました」と語り「この（3人の）並びにも意味がありますし、タイトルの意味も最後まで見ると分かると思います」とまだまだ謎が隠されていることを暗示した。
ゲスト俳優陣が豪華なのも本作の特徴。この日、上映された第1話では日村勇紀（バナナマン）が出演したが、第2話以降、秋元才加、天野ひろゆき、柄本時生、大杉漣、ガッツ石松、きたろう、佐伯日菜子、セインカミュ、松方弘樹、松坂慶子、ミッキー・カーチス、渡辺大ら豪華キャストが出演することも明らかになった。
「牙狼＜GARO＞ -魔戒ノ花-」は4月よりテレビ東京系6局、スターチャンネル（BS10ch）、CSチャンネル・ファミリー劇場にてスタート。（eiga.comより）
